智代アフター

智代アフター

『智代アフター ~It’s a Wonderful Life~』は、
2005年にWIN用としてkeyから発売されました。

『CLANNAD』に出てくる坂上智代END後の、
後日談を扱ったものになります。

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自分は普段、ファンディスクの類を買いません。
新たな作品を買った方が良いって考える性質なものですから。
しかも本作は、今でこそ高値がついているけれど、
当時は賛否両論分かれ叩き売られてましたし。
それで少し甘くみてましたね。
実際にやってみて、間違ってたことに気づいたのです。

つまり良くも悪くも『智代アフター』というのは、
『CLANNAD』あってこそなのです。
いきなり『智代アフター』から始める人間はいないだろうけれど、
話が通じるか否かだけでなく、
『CLANNAD』で渚と迎えるアフター編と対になってるのです。
ものの考え方は一つではないし、幸せの形も一つではありません。
『CLANNAD』のアフター編と異なるアプローチで答えを出してみた。
それが、本作なのではないでしょうか。

『CLANNNAD』好きはぜひやってみるべきだと思うし、
短編ながらも、数あるkey作品の中で、
極めてメッセージ性に富んだ作品だったと思います。

もう一つ加えると。
2005年と言うのは、実に多くのファンディスクが発売されました。
ファンディスクの年だったと言っても過言でないでしょう。
『智代アフター』は、そうした2005年の象徴の一つと言える気がするのです。
10年20年と経ったとしても、本作を見るだけで、
私は2005年がどんな年だったかを即座に思い出すことができるでしょうからね。

少し具体的に見ていきますと、システムは今風のノベルで、
きわめてオーソドックスです。
物語自体は短編で、そんなにボリュームはありません。
ただオマケのRPGが結構楽しめるので、意外と長く遊べるかと。

キャラデザが『CLANNAD』から代わったので、少なからず違和感は残りますね。
好きな絵柄ではあるんですけれども、
できれば元のデザインのままでやってほしかったです。

毎回の事ながら、主題歌は良いですね。
「light colors」はkeyの中でもかなりお気に入りの曲です。

冒頭の方でも本作の意義と関連してシナリオにも触れましたが、
シナリオに関してはkeyの作品の中でも一番と言っていいほど、
製作者のメッセージがダイレクトに伝わってきます。
その点は、高く評価してもいいのではないでしょうか。

もっともライターの価値観がモロに出てくるため、
それが必ずしもユーザーの理解を得られるとは言えないでしょうね。
実際、それで賛否両論分かれてるんだし。

いいたいことは分かる、そういう幸せもあるだろう…
でも、傍目には智代は不幸でしかない。
ゲームとしては客観的に高く評価することはできるかもしれない。
だけど、智代ファンとしては辛くて見ていたくない。
『CLANNAD』ファンはやっとくべきだけど、智代ファンには薦めかねる。
そんな、何ともビミョ~な雰囲気を持った作品でしたね。
智代ファンが地雷と叫んでもやむを得ないかもしれません。
題名に反して、智代ファン以外の『CLANNAD』ファンにオススメ
って感じもしますね。
その辺も踏まえて購入するのであれば、
きっと楽しめるのではないでしょうか。

ランク:A(名作)
    
智代アフター

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とりあえず、これだけは絶対コメントしようとwww
智代アフターは、たしかに評価がわかれますねぇ。
漫画も見ましたが、相変わらず辛い。
でも自分は、
こんな世界もあるのだろう。
ってかんじでやってますから、地雷とかは思いませんね。
自分は好きです。
クラナドが好きです。
ついで、曲も神だと思っています。
だって、クラナドは人生ですから。
なんかクラナドになったら、熱いコメントになってしまったwww

クラナドが好きで評価してる人なら、ありだとは思うんですよ。
自分もそうだし。
でも、智代が好きでたまらない人ほど逆に辛いってのも、わからないでもないんですよね。
あと、主題歌は最高でした。

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