艶談徳川興隆記ごらくいん

艶談徳川興隆記ごらくいん

『艶談 徳川興隆記 ごらくいん』は1988年にPC88用として、
全流通から発売されました。

歴史絵巻アダルトアドベンチャーの第2弾で、
『艶談源平争乱記いろはにほへと』の続編になります。

ごらくいん

<概要>


シリーズの概要及び位置付けに関しては、
『いろはにほへと』の説明をお読みください。

さて、本作は前作同様、 分岐型のノベル形式のADVです。

ストーリーは、前作の主人公である「東国武士」の活躍によって、
源義経と源頼朝の立場の交換に成功。
それにより、「武士」は静御前の末裔である山本静香と結ばれます。

しかし前作の影響により、
今度は江戸時代が10年しかもたないという事態に陥ります。
そこで今作では1582年の京都にタイムスリップし、
江戸時代が無事300年もつようにすることが目的となります。

<ストーリー>


古い作品でイメージが沸きにくい人もいるかもしれませんが、
歴史に介入する作品ということで、
感覚的には近年ならPSの『高2→将軍』が近いでしょうか。
その類のゲームが好きなら、きっと楽しめるかと思いますね。

前作は源平合戦をテーマにしていましたが、
今作の『ごらくいん』は戦国時代を舞台としています。
当然ながら信長や秀吉といった多くの戦国武将が登場しまし、
一般にも馴染みやすい作品だと思います。
そしてもちろん、「お市の方」や「お江与」、
「春日局」といった女性陣も数多く登場します。
厳密には数えていないのですが、その数は30人以上にも及ぶとか。

私だけではないと思うのだけれど、歴史上の美女たちに手を出せるってのは、
何かそそられるものがありますよね~
時代が時代なだけに年のいってない女の子も多く、
ロリ好きにはたまらないかもしれません。

因みに、上の画像の女の子は皆、攻略対象だったりします。
分岐により展開はいろいろ変わるはずなのですが、
基本的に女性の後ばかりを追っかけていたような気がします。

<グラフィック>


全流通の作品はキャラが可愛い時もあれば、結構崩れる作品もありまして。
ちょっと作品により不安定でしたし、
個人的には前作の絵はあまり良いとは思えませんでした。

今作の方が絵も安定していますし、キャラデザも好みになっていますね。

<ゲームデザイン>


今のノベルゲーのように誰かのルートに入ってという作りではなく、
本作の数年後にサウンドノベルもでてきますが、そんな感じの作りですね。
つまりゲームブックのような感じで、
選択肢を選ぶことにより物語が枝分かれしていくと。
簡単に言えば、家康につくのか、それとも秀吉につくのかとか、
そういった辺りから分岐していきますから。

まぁノベルゲー初期の作品だけに、そんなに幅広い分岐はないのですが、
難易度は高かったです。
PC88時代の作品はゲーム性が劣ると勘違いする人もいるし、
実際に80年代前半には単純な野球拳の類も多かったですが、
80年代後半には難しいゲームも増えているんですよね。
ノベルゲーにしても本作であるとか、
或いは同年の『おちゃめなゆうれい』なんかは難易度も高く、
遊べるノベルゲーに仕上がっています。
例えば『かまいたちの夜』とか、私には凄く簡単でした。
でもこれにはかなり苦労しましたからね。

因みに、前作はキャラがイマイチなのとテンポが悪いのが欠点でしたが、
上記のように今作のキャラはかなり可愛くなりましたし、
ロード時間も幾分かましになっていたように記憶しています。
つまりベルゲーの持つゲームブック的楽しさをそのままに、
前作の不満点を見事に解消してきたんですね。
唐突にHシーンになったり、完成度の面ではまだまだ粗は残っています。
故に傑作とまでは言えないと思いますが、
それでも素直にこれは面白かったです。

<感想・総合>


知名度の低い作品ではありますし、全流通はハズレも多いのですが、
これは例外なのかなと。
ハードのシネマハウスみたいなものですね。
ということで、個人的には分岐型ノベル系ゲームの最初の名作は、
これなんじゃないかなって思うのです。

ランク:A(名作)

中古PC-9801 3.5インチソフトごらくいん 艶談・徳川興隆記

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