卒業写真2  ~RaspberryDream~

卒業写真2  ~RaspberryDream~

『卒業写真2 ~RaspberryDream~』は1996年にPC98用として、
ジャニスから発売されました。

シリーズ第2弾であり、
いわゆる同級生系作品の中では筆頭格になる作品なのでしょう。

<概要>


ジャンルは移動式のADVになるでしょうか。
街の中を直接移動させてキャラたちと出会いイベントをこなしていくADVで、
簡単に言えば『同級生』のシステムを簡易化させたシステムでした。
内容的にも恋愛物で、その辺も共通しますね。

悪い言い方をすれば劣化版同級生とも呼べるシステムですが、
これはこれで1つのゲームジャンルと考えて良いでしょうし、
またこういうゲームがやりたいって人もいるでしょう。
そしてこうしたシステムを採用したアダルトゲームの中では、
総合的な観点からはかなり良い出来だったかと思います。

<ストーリー・キャラ>


というのも、キャラたちは同級生シリーズに劣らないくらい可愛かったし、
それどころかストーリーに関しては、
或いは同級生シリーズをも凌駕するかって程の内容でした。
sot21.png

ゲームに何を求めるかにもよりますが、
純粋にストーリーだけを求めるならば、
本作の方が良いって感じる人もいるかもしれませんね。

また出来にばらつきはあるものの、
キャラの数が非常に多いので、
ボリューム的にも大満足と言える内容でした。

<ゲーム性>


さて、そうなると凄い名作のようにも思えてきます。
実際、発売された96年時にはかなりの評判を得ていたとは思います。
ただ、それでも同級生に及ばないとされたのは、
間違いなくそのシステム面、
即ち狭義のゲーム性に問題があったからでしょう。

というのも、本作はやたらと難しかったのです。
それこそ、自力クリアは無理だろってくらいに。
挫折した人も多数いたようですが、
幾らストーリーが良くてもクリアできなければ読めないわけですから、
この部分で大幅に損した感じでしたね。

まぁ、攻略情報があればクリアは出来るのでしょうが、
本作は途中で人がいなくなったりと
(いや、あれは寂しかった・・・まさかあんな孤独感を味わうとは)、
ゲームのボリュームのわりにイベントが少なかったりもします。
端的に言えば、作りこみが甘いってことなんですね。
なので、どうしてもゲーム部分での評価は、
同級生シリーズよりも劣ると言わざるを得ないでしょうね。

<総合>


グラフィックとストーリーの良さから名作だとは思いますが、
システム面の難から同級生2より1ランク劣る。
そんな感じでしたね。

尚、本作はWIN用にも移植されていますが、
どうやら出来がかなり悪いみたいで、
中には攻略不能なキャラもいたみたいです。
私は98版しかやってないので、詳しくは分からないんですけどね。
またWIN用は攻略も若干異なるみたいなので、
そこら辺は気をつける必要があるかと思います。

ランク:A-(名作)

PC-9801 3.5インチソフト 卒業写真2

関連するタグ PC98 /ADV /


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