School Days

School Days

『School Days』は2005年にWIN用として、
Overflowから発売されました。

今ではもう「ナイスボート」のイメージしか出てこないくらいですが、
アニメ化された影響でかなり有名になった作品ですね。

School Days

本来のゲームよりもアニメで知った人の方が、
もしかしたら多いのではないでしょうか。

基本は恋愛や三角関係などを扱った作品ではあるものの、
良くも悪くも鬱やグロの代表格といった感じの作品ですので、
おそらくあちこちで細かく説明しているところもあるでしょう。
なので細かいところは省略しますが、
そういう欝やグロが好きな人ならばきっと楽しめるかと思います。
或いは、もうブーム自体は過ぎ去ったのでしょうが、
かつて話題になった作品に興味があるような、
オタの基礎教養(?)を高めようって人なんかにも、
有意義な作品だと思います。

私もこの手は好きなので楽しかったのですが、問題も多い作品でしたね。
まずジャンルはフルボイスフルアニメーションで作られた、
ノベル系のADVというのが分かりやすいでしょうか。
まぁ、分かる人にはインタラクティブムービーと言えば、
それですぐ通じてしまうのでしょうけれど。

フルボイスフルアニメーションが当初のウリだったのでしょうが、
これが思ったより動いていなかったりするわけでして。
それこそ昔のやるドラの方が動いていたような…
最大のウリがそれ程でもないというのは、ちょっときついですね。

また、個々のイベントシーンには衝撃的な映像はあるものの、
ストーリー自体は特に面白いものでもなかったですし、
ってか整合性にも問題がありました。
加えて主人公もヘタレすぎたので、正直楽しくなかったです。
個々の「場面」を重視する人なら楽しめる確率は高いでしょうが、
ストーリー全体の「流れ」を重視する人には合わない作品でしょうね。
そういう「場面」重視という意味では、とっても今風なのでしょう。

話題の原因ともなったショッキングなシーンも、
初めて見たときのインパクトは確かに凄いのですが、
突発的でストーリー面での後押しがないですからね。
意外と記憶に残らないんですよ。
まぁ単に私が「流れ」重視だからなのかもしれませんけどね。
それこそ昔ネットを徘徊してた時に見た蓮コラと、
私の中では大差がありません。
(いや、蓮コラの方がびびったか…)

例えば『狂った果実』なんかも鬱ゲーで有名ですが、
あれは画像のインパクトだけなら本作には敵いません。
でも、優れたテキストがあって画像の状況を上手く説明していたから、
いまだに覚えている人がいたりするわけです。
本作はテキストが伴っていなかったために、
どうしても映像やシーンだけが単独で出てきちゃうわけで、
その点は勿体無かったです。

他にもバグもありましたし、
名作と言うには足りないめんもいろいろあるわけですが、
それでも他にはあまりない刺激は十分に伝わってきましたしね。
それに私は主題歌も凄く好きでしたし、
キャラデザも結構好みなんですよね。
なので、楽しかったのも間違いないわけで、
話題性ほどではないにしろ十分良作と言って良いかと思います。

ランク:B(良作)

School Days

DL版
スクールデイズHQ


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