夢見師

夢見師

『夢見師』は2006年にPS2用として、
プリンセスソフトから発売されました。

現在ではアダルト要素が付加されたWIN版が出ていますね。
いわゆる逆移植ってやつになるんでしょう。

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<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
何気ない高校生活を送ってきた主人公“夢村広宇”は、
祖母の“登瀬”と二人暮らし。
ある日、広宇は、「昨日」と同じ出来事が起こっていることに気がつく。
しかしそれは「昨日」ではなく「今日」を2回・・・
つまり同じ1日を2回過ごしているのだった。
先輩であり学校一の美人である“真田夏子”、
いつも元気あふれる後輩の“森田奈緒”。
そして、広宇の前に何度も現れる不思議な少女、“住吉咲夜”。
広宇と彼女たち3人との学園生活の中で、見えてくる真実とは何か?

<ストーリー>


このゲームの一番の特徴となると、やっぱりストーリーなんでしょうね。
本作は一日を2度繰り返すというプチループ物であり、
近年ではわりと見かける設定かもしれません。

しかし心理描写等のテキストや物語全体の構成がしっかりしていて、
非常に安心して楽しむことができました。
プレイ当時はノベル物にも少し飽きてきていて、
長時間は読めなくなってきたりもしていたのですが、
不思議と本作ではそういうことはなかったです。
私はテキストや構成について細かく検討はしないたちですが、
本作はかなり良く出来ていたのかもしれませんね。

これでラストがもう少し盛り上がっていれば、
或いは名作扱いだったんでしょうけど・・・
そこだけは惜しかったかなと思います。

yumemisi02.jpg

キャラに関しては、画面にあるようなおばあちゃんが出てきます。
一人だけ浮いているといえば浮いているのですが、
合法ロリ好きには良い作品だと思います。
私は「サザンアイズ」以降、
年寄り口調の可愛い娘はツボになってますので、かなり気に入りました。

<感想>


システム周りやサウンド、
グラフィック等は無難に手堅く纏まっています。

原画は今風の萌えからすると少し地味に見えるのかもですが、
個人的にはかなり好きな絵柄でしたね。
ってか、PS2で一般向きなはずなのに、
妙にエロく感じた絵も多かったような。
そう考えると、結構見せ方が上手かったってことなのかもしれませんね。

尚、私は未プレイですが、WIN版には当然Hシーンがあり、
その部分はアニメーションになっているようです。

本作は基本的に、かなりしっかりと作られています。
しかし、しっかりしすぎた反動と言いましょうか、
無駄な要素があまりなくボリュームはそれほどでもありません。
こじんまりとした印象なんですよね。

そういう感じですので、全体的な雰囲気に派手さがないんですよ。
近年うける作品の多くに見られる派手さを求める人には、
本作は向いてないかもしれません。

逆に露骨な萌えや、必要性の感じられない無駄な日常や、
インパクト重視な展開には辟易しているよってな人には、
向いているかとは思いますけどね。

<総合>


とりあえず、一言であらわすと地味な良作。
それに尽きてしまうのかなと。

明確に凄いという部分もないのだけれど、
題材的に珍しいわけでもないだけに、少しでも引っかかる部分があれば、
私なんかはボロ糞に言いそうですからね。
でも、そういう部分もなく、最後まで一気に楽しめましたし。
だから目立たないけれど、上手く堅実に作ったなって。

またコンシューマーオリジナルってことを考えると、
珍しく当たりだったのではないかなと思うわけでして。
こういう作品が出てきたことだけでも、素直に嬉しいなと思いますね。
特に私の場合、本作より後のCSのノベルゲーで楽しめた作品が、
ほとんどありません。
CSのオリジナルノベルで最後に楽しめたのって何だったかなと、
振り返ってみて思い浮かんだのが本作だったりしますし。
そのためか、何だか妙に時々懐かしく思えてくるわけで、
意外と印象深い作品でもありましたね。

決して凄いという作品でもないのですが、
私みたいなのでも何か残る作品ですから。
どうも最近の売れ筋ノベルが楽しめなくなってきたという人には、
本作なんかは意外とハマれる可能性がありますので、
ぜひやってみてもらいたいですね。

ランク:B-(良作)

夢見師

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