地球防衛軍

地球防衛軍

『地球防衛軍』は1986年にPC-88用として、
アートディンクから発売されました。

ゲームジャンル:戦略SLG

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基本的には戦略SLGになりますね。
ただ1点だけ強烈に異なる要素があったわけで、
それが戦闘機の設計から自分でできることでした。

自分の設計した機体を戦場に投下するのは、
たぶん誰しも夢見たことがあるはず。
単に用意された機体だけでないってところに、
とても惹かれたものです。

まぁ、この当時のSLGなんでね、
実際にやれることはかなり限られていたわけですが、
それ以上に発想の良さが際立っていたってことですね。

アートディンクはこういう元から作る的な発想のゲームも幾つかあります。
本作は最初期の作品ということで、
原点的な作品とも言えるのでしょう。

また、もう少し視点を広げれば、
発想や着眼点は良いという長所であるとか、
でもどこか無味乾燥で根っからのSLG好きでないと楽しみきれない短所もあったりと、
ブランド全体に通じる印象も抱けます。
良くも悪くもアートディンクはアートディンクって感じ。

知名度ではA列車やルナドンに遠く及びませんが、
特徴のハッキリした作品でもありますし、
当時のSLGの中では優れた作品だったのではないでしょうか。

ランク:A-(名作)

地球防衛軍

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生憎これはプレイしなかったんですが、続編の地球防衛軍2はやりました。
これはハウメニロボットとかカルネージハートとか、その系統ですよね。
要は無人機を操作するために簡易言語を使って擬似プログラミングするゲーム。
自分が設計した兵器を登場させるのがウリのゲームはいくつかあるんですが、こいつは兵装だけでなくソフト面を設計できるってのが斬新でした。
昔、SEやってたからかも知れませんが、かなりはまった記憶があります。
カタンさんおっしゃる通り、いかにもアートディンクらしいソフトだったと思います。
ざっとした粗筋を与えられるだけで、あとはもう演出とかは投げちゃった感じで。
無味乾燥と言って悪ければ「こっちは抜群の素材を用意したから、あんたは好きなように料理しな」って感じ。
アートディンクが提供するのは新鮮な魚介類や野菜のようなもので、ナマでも充分うまいからそれをナマで食うのか、手を掛けて凝った料理するのか、それはユーザー次第なんだよってことなんでしょうね。
物凄く特異なゲームですが、今までこういうのがなかったのも事実で、その点だけでも充分に評価できると思います。
しかし、なんだかんだ文句ばっか言ってる割りにはけっこうアートディンクのゲームを買ってるんだよなあ。

私は続編の地球防衛軍2の方が未プレイだったということもあり、カルネージハートを思い浮かべながら書いていました。何れにしろその系統ですね。
おっしゃるように、どの兵器をってハード面だけでなく、どのようにってソフト面まで開発できるのが凄かったですね。と言っても、この当時の作品なので簡素なものですが。
地球防衛軍2になったら、またグッと進化しているんだろうな~と思うと、何だか急にやってみたくなりますね。
新鮮な魚介類や野菜のようなものとは、また上手い例えですね。
もう少し詳しくすれば、どんな味か分からない未知の素材だったりで。
新鮮で知らない食材だから、ぜひ自分で調理してみたい。だからつい買ってしまう。
そして中には最高の素材も混ざっているのだけれど、時にはどう調理して良いのか分からないような難儀な素材もあったりで、でもどっちにしても知らないから試してみなければ分からないと。
最近はプレイしていないのですが、昔ボードゲームにはまった時期がありました。
「マルチプレイ三昧」って面白い本があるのですが、そこでボードゲームはアイデアにお金を出すのだって書いてありました。
原価は安そうなボードゲームに数千円もお金を出すのは、こちらはどんな楽しみ方ができるのだろうってその新たなシステムにお金を出すのであり、アイデアにお金を出すのだと思い、個人的には読んでいて非常に納得しました。
昔のアートディンクはそれと似たようなもので、実際に試してみると中には合わないのもあるのだけれど、実際に買って試してみたくなるようなアイデアに富んでいたように思います。
何となく今浮かんだのが96年頃の『ブリッツシュトラーセ』で、これまた内容が良くないとネット上では結構評判が悪いです。
でも、私はあれを買わざるを得なかったわけでして。
戦略SLGとしての戦力強化と街の発展を一緒に扱った作品で、今なら『ストロングホールド』が近いのでしょうが、これどんな作品なのだろう、こういう発想のは知らないから絶対にやってみなければと思わされたものですし。
結果的には芳しくなかったのですが、なるほどこういうのもあるんだねとアイデアにお金を出した分は自分の知識も増えたわけですから、決して損したとかって思わないんですよね。だから私も文句を言うことはあっても、また買ってしまうのだと思います。

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