ドラッケン

ドラッケン

『ドラッケン』は1990年にPC-98用として、
エピックレコードジャパンから発売されました。

オリジナルはフランス製で、
89年にAmiga用として発売されたものらしいです。

ドラッケン

何かね、FF12をやってたときに思い出したんですよ。
FF12はPS2ということで画面は綺麗になってますけど、
内容的には劣化版ドラッケンじゃんって。

ドラッケンというとPC98版よりSFC版の方が知名度が高いかと思います。
そのSFC版の影響もあって、クソゲー的認識が強いかと思われます。

理由は大きいところで2つ。
1つは、移植でかなり簡略化されたりして、
ドラッケンの持つ魅力が削ぎ取られてマイナス面だけが残ったこと。

もう1つは、本作が自由度重視のRPGだということ。
自由度重視のRPGは本格的な冒険が一番楽しめるジャンルですからね。
今ではかなり好きな人も多いでしょうし、
高く評価されることも多いジャンルになっています。

でも当時のRPGは、数だけは無駄に一杯あったのに、
どれもストーリーに沿っていく似たようなゲームが多かったです。
だからそのシナリオによる誘導がなくなって、
ついでにちょこっと戦闘の難易度を上げちゃうと、
ワケが分からなくなってパニックになり、
何して良いかわからんクソゲー呼ばわりされちゃうのです。

この2つ目の理由なんてのはプレイヤーの問題なので、
それで駄目の烙印を押されちゃうのはかわいそうな気がしますよね。
理不尽だとは思いますが、
当時のSFCゲーマーなんて子供が多かったので、
仕方のない面もあったのかもしれませんけれど。

まぁ、その点を除いても移植具合がおかしいので、
SFC版を名作と呼ぶ人はいないのでしょう。

しかし、PC-98版は自由度重視のRPGとして非常に高レベルであり、
十分に名作だったと思うのです。

360度の3D視点のマップは圧巻だったし、
16色を擬似的に48色に見せたグラフィックはとても綺麗でした。
その世界を自由に探索していると、
まるで自分が本当にその世界の住人になったかのようでした。

私はストーリー重視のRPGでは昼夜の概念は不要だと思うのですが、
(例えば明日決戦だって言ってるのに何度も昼夜を繰り返していると、
何か矛盾した感覚になりますし)
こういう自由に冒険する類のゲームには昼夜の概念は効果的ですね。
本作も昼夜の概念があって夜になると敵が強くなるのですが、
それによって1日1日を生き延びるってことの大切さが、
より一層感じられたように思われます。

ファンタジーといえば基本的な世界設定が大事ですが、
それも重厚長大なものが用意されていましたし、
ドラッケン文字なんてものも用意され非常に凝っていました。
(ここら辺はSFC版にはありません)

当然冒険にはドラッケン文字が活かされていましたし、
戦闘も非常に歯応えのあるものばかりでした。
総じて、ゲーム性は非常に高かったと言えるでしょう。
まぁ、おかげで死にまくりでしたけどねw

私は自由度重視のRPGも好きでプレイはしますが、
どちらかというと可愛いキャラや良いストーリーがある方が好きで、
89年なら『エメラルドドラゴン』とかを非常に高く評価しています。
なので、ゲーム性は高いけどとっつきづらい本作は、
名作だけど傑作には一歩届かずって評価になっています。
でも、当然逆の人もいるでしょう。
そういう人にとっては、
当時のドラッケンは最高クラスの作品だったのではないでしょうか。

ランク:A(名作)

ドラッケン

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