虜2

虜2

『虜2』は1997年にWIN用として、
D.O.(ディーオー)から発売されました。

D.O.の代表作であるとともに、
調教SLGの最高傑作とも言うべき『虜』の続編ですね。

toriko2-01.jpg

<概要>


ゲームジャンルは調教SLGになります。

あらすじ・・・
俺に、話を持ちかけてきた女・・・・・・
その女は教え子の姉で背が高く・・・・・・
足が悪いらしく、いつも杖をついて歩いている。
まだ若い学生だが、妙に大人びていて謎めいた雰囲気がある。
かと言って、無愛想な訳でもない・・・・・・
居間でお茶を出されて二人っきりになったりすると、
俺の反応を伺うかのように、見透かしたようなことを言う。
例えば、俺の性的な嗜好・・・・・・
一言で言えば、俺がサディストであるとか言うことを言ってきては、
その後に意味ありげに笑う。「正直に答えて・・・・・・。
あなた・・・・・・女性が泣いているところを見るのが好き?」
その家庭教師は、教え子の姉からの依頼で、見ず知らずの少女、
高階理香子を監禁する・・・・・・

<感想>


虜シリーズの第2弾になります。
本作には、前作のヒロインの1人がちょこっと出てきます。
そのため、一応設定的には前作と繋がっていると言えます。

もっとも今作と前作とでは主人公も違うし、
ゲーム内での関連性もほとんどないですからね。
前作をやっていれば、
あのキャラはこうなったのかという楽しみも増えるでしょうが、
今作のプレイをするにあたっては、
事前に前作をやらなくても何ら問題はないでしょう。

それにしても、こういう類の作品は評価しにくいですね。
というのも、今作も基本的には凄く良く出来ているのです。
調教SLGとしての完成度は非常に高く、
名作である点は誰も異論がないでしょう。

ただ、今作は前作とほとんど変わってないんですよ。
前作から1年しか経ってないのもあって、
キャラが変わった以外に大きな変化がないんですね。
良くも悪くも、前作からキャラを代えただけって感じです。
だから完成度自体はかなり高いのだけれど、インパクトがないのです。

ゲーム部分の完成度で評価するならば、
おそらく今作は調教SLGの中でも最高峰に位置するでしょう。
しかしオリジナリティや個性も大事にする私の評価では、
こういう類の作品はどうしても低くなっちゃうのです。

もっとも、前作がそこそこの名作ならば、
今回は凡作だねって感じで切り捨てちゃいます。
難しいのは前作が調教SLGとして最高傑作とも言える程の、
完璧に近い内容だからなんですよね。
前作ほどのインパクトはなくとも、
同じジャンルの他作品よりははるかに良く出来ているので、
だからどこに位置付けるかが難しいのです。
まぁ、とりあえず完成度は間違いなく高いので、
調教SLGファンは安心して遊べることは間違いないでしょうけどね。

結論のような総論が長くなってしまったので少し具体的に見てみますが、
ジャンルは調教SLGになります。
高いゲーム性に高水準なグラフィックにサウンド。
基本的な部分は前作を踏襲し、非常に良く出来た作品でした。

平たく言えば前作と攻略キャラを代えただけとも思えますが、
厳密に見ていけばゲーム部分は若干高難度になりました。
隠しパラメータとかが加わることで、幾らか複雑になっていましたからね。

もちろん、これを評価する人もいるでしょう。
とにかく難易度の高いSLGをやりたい人には本作は向いていると思いますし、
前作以上に楽しめる可能性もあるでしょう。
しかしながら私には、本作は単に難しく複雑になっただけで、
面白みは増えるどころか逆に減るという、
続編物のSLGにありがちな罠に陥ったように思えました。
ですので難易度の上昇は認めますが、
ゲーム性自体は前作より若干低く考えています。

また、ストーリー面でも若干の違いがあります。
前作の主人公は悪いなりに、そこに独自の美学やこだわりがあり、
調教という行為が一種の哲学のようにすら感じられました。

しかし、今作の主人公にはそうした姿勢が見られません。
前作ではストーリー部分も大変高く評価していただけに、
今作はこの部分に関しては少し残念でしたね。
まぁ、この部分も調教SLGは数値変動が命であって、
ストーリーなんぞ関係ねぇって人には大した問題じゃないでしょうけれど。

そういうわけで、かなり楽しくはあったのですが、
私の評価としては前作より何ランクか落ちちゃうかなって、
そう感じざるを得ないんですよね。
もちろん、私の気になった部分に重きを置かない人もいると思いますし、
具体的には数値変動の楽しさだけを追求する生粋のSLG好きで、
かつ難易度が高ければ高いほど燃えるっていうハードな調教SLG好きには、
虜2は最高の1本にもなりうる作品だと言えるのではないでしょうか。

ランク:A-(名作)

※下の『虜2虜』は初代と2作目をカップリングしたDVD移植版になります。
両方未プレイの人にはお得なセットだと思います。
虜2虜 -とりこにとりこ-

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