群青の空を越えて

群青の空を越えて

『群青の空を越えて』は2005年にWIN用として、
lightから発売されました。

ゲームジャンル:ノベル系ADV

群青の空を越えて

物語は軍事系というか架空の戦争物となります。
単純な萌え系は嫌だけど、ハードなおっさんだけの戦争物も嫌ってな、
私みたいな人向けかなと思って購入した作品です。

まずは軍事系ということでそういう方面の話が結構あるわけですが、
・・・っていうかそういうことばかりなのですが、
量が多いわりに素人向けの配慮がなされていないので、
興味のない人や苦手な人には辛いと思います。
この時点でかなり好き嫌いは分かれてくるでしょうね。

では好きな人はどうなのかなのですが、
この点に関しては私は詳しくないのでよく分かりません。
あまり濃い軍事ネタは興味が持てないものですから。
うだうだと長く描写されますので、
そういう描写があればOKな人なら絶賛するのか、
それとも詳しい人であるほど粗が見えて辛くなってしまうのか。
その辺りは別の人に委ねましょう。

本作は政治・経済的な話も出てきます。
ただ、この部分はリアリティを出したかったのか、
ライターの主張を読ませたかのか知りませんが、
正直いまいちだったかと思います。
煮詰め切れていないというか説得力に乏しいというか、
全体的に中途半端なんですよね。

叩けばいろいろ粗が出てきそうなのですが、それはそれで良しとしましょう。
この手の作品はよく考えれば粗なんて幾らでも出てくるものですし、
そういう行為自体が野暮ってものです。
ラノベとかでもそうですが、
上手いライターはそんなのを気づかせないくらいテンポの良い展開で、
読者をぐいぐいと引っ張っていくものですからね。

しかし、本作は無駄にくどくてテンポも良くないんですね。
だから妙に眠くなる。
う~ん、これは人を選びますね。
専門用語が多い上に配慮がなく、文章もくどいとなると、
それだけでかなり人を選ぶかと思います。

それでも、それに見合った中身の濃さがあれば問題ないのですが、
どうにも中途半端ですからね。
一体どういう層を狙ったのか、いまいち分かりません。
まぁ、おそらくはシリアスなラノベ好きなのでしょうけれど。

とりあえずメッセージ性は強いので、
ライターの言いたいことだけを言ってみたって感じですかね。
それにしては、もう少し勉強して整理して煮詰めてから
出して欲しかったかなとも思うわけでして。

クソゲーのようにネタに出来るわけでもなく、
決して悪くないはずなのに退屈でもあり、
とにかく中途半端なとらえようのない作品でした。
そういうわけで、個人的には凡作としておきます。

ただ、HPとかにいろいろ理論とかがあって、それらは興味深いものも多いです。
ゲームなんてきっかけにすぎない、作品の出来自体はどうでもよく、
考察のネタを提供さえしてくれれば十分ってな猛者なら、
結構楽しめるかとは思いますね。

ランク:D(凡作)

群青の空を越えて

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


面影レイルバック   美少女万華鏡 -罪と罰の少女-  蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1
カテゴリ「2005」内の前後の記事





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック http://advgamer.blog.fc2.com/tb.php/1129-27cb4fab
| ホームへ戻る |