ピンク・ギア2

ピンク・ギア2

『PINK GEAR 2(ピンク・ギア2)』は1999年にWIN用として、
東芝EMIから発売されました。

97年に発売された『PINK GEAR』の続編ですが、
本作からのプレイでも全く支障はありません。

PG201.jpg

CGデザイナー石丸雅己さんが製作したとか、
120億を超えるポリゴンが使用されたとか、
謳い文句としてはいろいろあるのでしょうが、
端的に言えば「和製MYST系ADV」ってとこです。
良くも悪くもその一言に尽きるのかなと。

CGや世界観は凄く綺麗でしたね。
ここまで繊細に書き込まれているCGもそうはないもので、
少なくとも同時期のPS等の家庭用ゲーム機では実現は無理でしょう。
一画面内の綺麗さならば、当時では最高ランクだと思います。
CGと幻想的な世界が好きな人ならば、
今でも一見の価値はあると思いますね。

もっとも、画面は切り替え式だったし、
謎解きは前作よりは練られていましたが、
他のMYST系と比べた場合には普通レベルでしかありません。
CDの4枚組も、この時期では大ボリュームとしてウリになるわけでもなく…

基本的に良く出来た作品なんですけどね、
MYST系ADVとしてはようやく2年前の世界水準に追い付いたって感じかなと。
99年にはMYST系ADVが廃れてきていることも含めると、
いろんな意味で少し遅かったな~って感じの作品でした。
少なくともあと1年早ければ、
或いは名作として紹介したかもしれないんですけどね。

他のMYST系ADVと比較してこれという特徴がないので、
全体としては本来なら佳作止まりなのかなとも思います。

ただ、本作は貴重な貴重な国産のMYST系ADVなんですよね。
国産で一定レベルを超えた作品となると、
これと『garage』くらいしかないんじゃないかとも思うわけでして。
日本人でよくここまでのものを作ったなと思うと、
思い入れはまた違ったものにもなったり。

これは日本人のMYST系ADVのファンには、
ぜひやってもらいたいうちの1本と言えるでしょうね。
今なら1と2がセットになった『PINK GEAR -COLLECTION-』もありますが、
もう買えないのかな?
販売元のHAMSTERの所には載ってるけど、微妙っぽいですね。
まぁ、どこかで見つけたら確保しておくのが賢明でしょうね。

ランク:B(良作)

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